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2006.02.23 Thursdayプロフィールにも書いていますが、基本的に僕は、サスペンスとSF映画を好みます。
なのになぜ、この映画を選んだかというと、理由は三つあります。
一つは、スカッとする映画が観たかったということ。
二つ目は、脱出劇と銘打たれたこの作品に、サスペンス要素を期待したということ。
そして三つ目は、ローレンス・フィッシュバーンのクドい顔が見たかったということ。
で、その感想はというと。
やっぱ、ローレンス・フィッシュバーンの演技は魅力があるわぁ、ということだけ。
そう。それ以外は
てんでダメでした。
まず、何よりも期待した『スッキリ感』がまるでないんです。
普通、映画は二時間という尺で物語を完結させなければいけないため、冒頭の十分間くらいで物語の設定を理解させようとするのですが、この映画は、それが二十分くらいかかってるんですね。
おかげで、初っ端から中だるみを感じさせられる始末。
ようやくアクションが始まったかと思いきや、今度は、なぜ警察署が狙われたのか、という説明を、一気にしちゃうんですよ。
おかげで、物語を楽しみたいという、僕のワクワク感が半分以上喪失。
ちなみに僕は、どんな映画も鑑賞し終わるまではチラシなどの説明を一切目にしません。
どこにネタバレが潜んでいるか分かりませんからね。
なのに、物語の前半で説明しちゃったら、意味ないだろぉぉがぁぁぁ!
仕方なくアクションに期待しようと思ったものの、圧倒的な敵の武力に真っ向から立ち向かうことができず、地道に敵を倒したり、いがみ合う仲間をいさめたりするのみ。
それどころか、凶弾に倒れていく仲間を指をくわえてみることしかできない状況は、はがゆいとしか言えず、多くの犠牲者を出したうえでのエンディングは、ただモヤモヤ感が残るのみ。
本当、外国のアクション映画は、質が落ちたと再確認してしまった一作でした。
以下、ネタバレ。
- 【映画】 頭文字D -The Movie-
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2005.10.18 Tuesdayさて、続けて観に行ったのが、コレ。
藤原とうふ店を営む父・文太と二人暮らしをする藤原拓海。
友人の樹と一緒にガソリンスタンドでアルバイトをし、自分の車を買うことを夢見る普通の高校生である彼だが、毎日が水に浸された豆腐を、父のハチロクに載せ、それを迅速に、そして性格に配達することで、完璧なドライビング・テクニックをモノにしていた。
それもそのはず。
父・文太は過去に、秋名最速の走りやと言われた伝説の男。
つまり拓海は、知らぬ間に父の英才教育を受けていたのだ。
ある日、チーム妙義山ナイトキッズのリーダー、中里毅が、拓海と樹が働くスタンドにやってきた。
中里の挑戦を威勢良く受けた樹は、拓海を助手席に乗せてバトルに挑むが、あえなく惨敗。
だが、その晩、中里は、信じられないドライビングテクニックを見せるハチロクに遭遇する。
一方、拓海は、幼なじみで高校のアイドル的存在であるなつきから海へデートに誘われ、喜びを隠しきれないでいた。
というものだったんですが。
ごめんなさい。これは全然だめでした。
ボクは原作未読なので、よく分かりませんが、この作品、おそらく第一巻の初っ端のストーリーから映像化しているんだとおもうんですけど、はっきり言って失敗してます。
その理由。
詰め込みすぎ
です。
ほとんど話について行けませんでした。
ある程度ストーリーを知っている人なら、ダイジェスト風味で味わえたのかもしれませんが、でもそれだけ、という感じ。
あまりに展開が早すぎて、登場キャラの人となりがまったく見えませんでしたし、当然感情移入もできずじまい。
肝心のカーチェイスシーンに関しても、それぞれの車がデッドヒートを繰り広げているところまでは分かったのですが、どこがスタートでどこがゴールなのか、今のシーンは、コースのどのあたりで起こっていることなのか、ほとんどその説明がないため、緊迫感も半減。
気が付いたら勝っていたり負けてたり、という感じでした。
まぁ、レースシーンそのものは迫力がありましたので、車が大好きだという人には楽しめたかもしれませんが、少なくともボクはダメでしたねぇ。
あ、そうそう。
今回、ボクは吹き替え版のみの上映だったため、そちらを鑑賞したのですが、はっきり言います。
どうしても観たいなら、字幕版を選んでください。
吹き替え版は違和感ありまくりなんで。
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2004.07.20 Tuesday
スチームボーイ 通常版
うぅぅ…。
ヒドい。ヒドすぎます。この出来。
確かに、映像はキレイ。ジャパニメーションはスゴイと思わせます。
ただ、主人公のレイ少年、彼は何なんですか!
周囲の人間が言ったことを素直に鵜呑みにして、考え方をコロコロ変えるなんて、どう考えても普通じゃありません。
あんな行動をされたんじゃ、感情移入ができないじゃありませんか!
しかも、ロイド博士は何言ってるか聞き取りにくいし。
正直、映像がキレイなら、すべて許せる、という人以外は観ちゃだめです。