ゼロの使い魔(3) -始祖の祈祷書-
ヤマグチ ノボル
最近、ライトノベルをちょこっと買いだめしておりまして、寝る前に何を読むか、毎晩口をほころばせながら悩んでいる馬数です。
で、今晩選びましたのが、コレ。
う〜ん。
最近は「読ませる力のある本」ばかりを読んでいたせいですかね。
文章に関しては、ちょっとなぁ、というのが本音。
でも、内容は、著しく僕好みでして。
要するに。
この本、ラブコメってます。
詳しくは書けませんが、少なくとも、ルイズがこれまで以上に可愛く見えますし、予想外というか、予想通りというか、ラブコメ必須の展開も出て参ります。
というわけで、ラブコメ好きな人にはオススメの一冊と言えるでしょう。
一方、ラブコメ方面以外の物語も動きが見え始めていますので、もしかしたら、この巻以降、大きな展開があるのかもしれません。
一応、最新刊まで買いだめしてあるし、すぐに四巻でも読んでみようかなぁ、と思っていたりする馬数でした。
以下、ネタバレ。
追記。
評価を入れるの忘れてました。ぐっすん。
寝る前の更新とはいえ、寝ぼけすぎですね。すみません。
なんてベタ褒めしたわけですけども。
でもね。
少し気になるのは、ルイズという少女が、やや偶像化されすぎてやしないか、ということ。
最近は、こういうタイプをツンデレ系と言って、人気があるらしいですが、僕が古いのかな、なんか不自然に感じるんですよね。
やっぱ、この辺は、もうちょっとリアリティがあるとおもしろいかなぁ、なんて思うのは、僕の贅沢ですかね?
それはそうと、第一巻に続いて、この巻でも才人の能力が大爆発しましたね。
ゼロ戦を操り、格好良くヒーローする才人。
使い古された手法ではありますが、いやいやどうして。
これぞ異世界巻き込まれファンタジーの醍醐味って感じで、楽しませてもらいました。
これで才人の株が上がったのは間違いなく、四巻ではルイズとシエスタのそうぜつな才人争奪合戦が見られるかも、と今から楽しみにしていたりします。
あ、そうそう。
この巻で出てきましたけど、
第一巻で僕が疑問に思っていた、なぜ異世界で言葉が通じているのか、という謎について、話の中で触れられていましたね。
なるほど、これは意図したものだったのね。
だとすれば、他にも計算された「不自然」が存在するのかもしれません。
これもまた、ちょっと楽しみになってきました。
ちなみにどうでも良いことですが、ゼロ戦というのは間違った呼び方で、本当は零戦(れいせん)というのが正解なんだそうです。
本当にどうでも良いことですいません。