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【小説】 とある魔術の禁書目録(インデックス) 2



またまた更新が遅れました。ごめんなさい。

さてさて、本日読み終えた『とある魔術の禁書目録』第二巻。

今回は、インデックスと関わりを持ったがために、不思議な事件に関わる身となってしまった当麻自身が、今度は単独で新たなる事件に身を投じることになるお話です。

で、読み終わってみると、ストーリー展開もバランスが良く、物語の設定が上手に活かされていて、かなりおもしろいとは思います。

でも、やっぱり気になるんですよ。文章力。

まぁ、前巻よりも読みやすい部分は増えていましたし、作者の成長は見られる本ではありました。

でも、まだまだです。

読みづらい箇所は、まだまだありますし、状況説明ができていない部分も少なくありません。
アクション小説である以上、今誰がどこにいて、何がどうなっているのか、それが分かりにくいというのは、かなり致命的だと思うんですよねぇ。

特に今回はダークな展開となっているので、読んでいて混乱するやら落ち込むやら。
今回に限っては、インデックスの明るいキャラクターも、あまり救いにはならなかったなぁ。

それともう一つ。
これは前回にも思ったんですが、傍点多すぎ。
傍点ってのは、ルビのところに入る「、」で、言葉を強調するために入れるものなんですけどね。
それがやたらと入っているので、逆に重要な部分がぼやけちゃってる。

こうした強調ってのは、時折使うから効果的なんであって、こう何度も使われると、逆にうっとうしいだけなんですよね。
おかげで、寝る前に一冊読む派の僕にとって、この本はかなり苦痛でしたね。

だからこそ、設定とか展開とかは、おもしろいとおもっただけに、本当、もったいない作品でした。
これで読みやすければ、ぜったいに一押し作品となっていたろうに。
他の方のレビューに寄れば、第五巻辺りからかなり読みやすくなっているらしいので、それまでは我慢して読んでみようかな、とか思っております。

ところで、前回で苦言を呈した

「……、」ですが、これってもしかして、鎌池氏の個性なのか、と思い始めております。
なんかね、ポリシーみたいのを感じるんですよ。

ありえない書き方だというのは分かってる。
だけど、あえてやっているんだ。

みたいな。
考えすぎですかね。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★[一部問題あり], 08:02
comments(2), trackbacks(0), - -
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author:スポンサードリンク, category:-, 08:02
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Comment
|壁|w^=)っ【よつばと4巻】
おうくん, 2005/09/01 3:02 AM
お、こちらでは初めまして。
ありゃ、よつばと来たんだ。買いに行かなきゃ。
情報ありがとうです〜。
馬数, 2005/09/01 8:07 AM









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