そして最後に観たのが、この映画。
近未来のアメリカ。
海軍が極秘に奨めるテロ対策プロジェクトのために選ばれたベン・ギャノン大尉、カーラ・ウェイド大尉、ヘンリー・バーセル大尉の三人のエリートパイロットは、世才心のステルス戦闘機タロンを操縦し、チームワークを高めてきた。
そんなある時、彼らを指揮し、プロジェクトを立案したジョージ・カミングス大佐から、チームに新たな仲間が加わることを告げられる
それは新鋭の人工頭脳が操縦する無人ステルス戦闘機だった。
というものだったのですが、う〜ん、ある意味予想を裏切られてしまいましたね。
ボクは最初、この映画、エースパイロットチームと無人ステルス戦闘機の戦いに終始するもんだとばかり思っていたんです。
でも、実際に観てみると、結果が違いまして。
ただ、それが良い方向に転がったのかというと、大して影響はなかったかなぁ、なんて。
というのもね、この映画、迫力はあったんですけど、ストーリーに脈絡がないというか安直というか、なんか問題を感じるんですよ。
舞台がストーリーと関係ない場所に変わってしまったり、高性能コンピュータであるはずの無人ステルス戦闘機が、エラく間の抜けた判断をしたり。
ただ、そうした問題点を、後半の息を呑むような展開でカバーはしていたと思うので、そこまで悪い評価にはなりませんでしたが。
まぁ、大味のハリウッド映画を楽しむつもりで観に行けば、それなりに楽しめる作品だとは思います。
あと、一言二言ほど、ネタバレ。
ところでこの作品、間違いなく北朝鮮バッシングですよね。
北朝鮮に対してイライラを募らせているアメリカ。
その鬱憤を晴らすかのような展開が、あぁ、アメリカらしいなぁ、なんて思いました。
あとね。
ラストの北朝鮮ヘリにエディが特攻することで、ベンとカーラを守るシーン。
これ、なんかすごく
ガンヘッドに似ている気がするんですよ。
そう思いません?