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【映画】 イーオン・フラックス
ちょっと前から期待していたこの映画。
僕がこの作品に期待していたのは、緻密なSF感と、華麗なアクションの数々。

で、見た結果。

SF感は後に回すとして、とりあえず
アクションは微妙。

何ていうんですかね。
主人公とアクションをやっている人は、まったくの別人です、って感じがモロに出ていて、スリルを味わえない。
CGはそこそこ良い線を行っていただけに、ちょっともったいないかなぁと。

で、これが重要なんですが、

SF感が驚くほどチープ

なんですね。

詳しくはネタばれに譲りますが、いろいろな意味で、この映画を選んだのは失敗でした。

どうも原作付きらしいので、それを知っていれば、少しは違ったのかもしれませんが、それを知らなきゃおもしろくない作品ってのもねぇ。

以下、ネタばれ。
正直、これをSF映画だといわれちゃうと、SF好きな僕としては、憤慨を覚えてしまいます。

だってね。何もかもが説明不足なんですもん。

イーオンが毒物を判定するとき、使ったコンタクトのようなものは何なのか、とか、
君主トレバーや、その弟のオーレンが記憶を継承する方法は何だったのかとか、
システム的に記憶は継承できたとして、オーレンが口頭で記憶を伝えたのはなぜかとか、
精神世界を共有するほど技術力を持つモニカンが、裏切り行為を見せたイーオンの精神を外部から破壊できなかったのはなぜかとか。

もう、それこそツッコミどころ満載というか。

原作を知っていれば少しは楽しめたのかもしれませんが、そうでない僕としては、どうしてもこの評価にせざるをえませんでした。

本当、最近は面白い作品に出会ってないなぁ。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★[一部問題あり], 03:58
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author:スポンサードリンク, category:-, 03:58
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