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かなり前にPS2版として発売されたゲーム、流行り神。
当時、友人にかなりオススメされていたタイトルなのですが、テレビの前に長いこと座ってゲームをすることに慣れていなかったこともあって、ずっとプレイしていませんでした。
それがDSに移植されたということで、寝転がりながらプレイしてみたわけですが。
めっちゃ面白いですね。シナリオの出来が良いということもあるのですが、それ以上に素晴らしいのがゲームに詰め込まれた情報の多さ。
都市伝説に主軸を置いたストーリーだということもあって、オカルト的な見識と科学的見地、両方からアプローチできるストーリー展開は、ゲームならではの醍醐味でしょうね。
特にシリーズ1作目である
流行り神DS 都市伝説怪異事件は各章のタイトルからストーリーを連想し、それによって導き出された予想に従って行動していけば、比較的簡単に「ランクS」を取得することができます。
ただ、「比較的簡単」とは言っても、ストーリーに練りこまれた情報量が半端じゃないので、予想を上回る展開や重厚さを感じることが多く、満足度は抜群。
個人的には、画風が絵画っぽいため、あまり「萌え」を感じないのが残念ですが、それを差し引いても物語が楽しいので、「ランクS」と「既読率100%」を目指して延々とプレイしちゃうくらい楽しんでしまいました。
で、新たに
流行り神2DS 都市伝説怪異事件をプレイしてみたわけですが……。
こちらは、
流行り神DS 都市伝説怪異事件とプレイ感が少し異なっていました。
いや、豊富な情報量だとか、それをうまくストーリーへ練りこむシナリオの力だとかは相変わらず秀逸なんですよ。
ただ。
ランク判定がシビアすぎる!ゲームの途中、主人公が事件について自問自答を行う「Self-Question」というシナリオ選択シーンが出てくるのですが、これが
前作と比較して、流れがちょっと歪なんですよね。
「Self-Question」は、物語の結末をGoodEndにするか、BadEndに持っていくかを振り分けていくものでもあるのですが、同時に物語全体を「科学編」にするか「オカルト編」に流すかを振り分けるためのもものでもあります。
これが
前作であれば、なんとなく当たりを付けて、どちらの方向で話を進めていくか、決めることができたわけですが、この
2作目では、主人公の何気ない行動を選択させたりするので、どこをどう選択したら科学編に行くのか、はたまたオカルト編になるのかが分かりづらいんです。
それだけ、難易度が上がったとも言えるのでしょうが、一刻も早くランクSと既読率100%を達成したい僕としては、これがまどろっこしくて……。
それでも、ストーリーが面白いので、躍起になってプレイしているのですが、終わるのは少し先の話になりそう。
とりあえず、クリアしたら、改めてプレイした感想などを、ここで報告します。
……ていうか、早くラノベに移行しなきゃな。