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【映画】 ALWAYS 三丁目の夕日 '64(2D)
さてさて、お久しぶりの映画レビューですね。
これまでも何度か映画は観てはいたのですが、レビューを書くほどモチベーションを上げることができずにいました。
でも、相変わらず映画は面白いですね。
というわけで久しぶりのレビューはこの映画を。
長いこと書いていませんでしたので、へなちょこな文章ですが、そこはお許し下さい。

ちなみにこの商品画像は前作のもので、参考として掲載してます。
現在映画館で公開中の「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」ではないのでご注意を。

で、感想はというと、良い意味でも悪い意味でも
普通に笑えて、普通に泣けて、普通に楽しめる映画
でした。

あ、先に言っておきますが、僕は一作目こそ観てはいるものの「ALWAYS 続・三丁目の夕日」は観ていません。
それでも十分に楽しめました。
さらに言えば、一作目を観ていなくても、おそらく大丈夫かと思われます。
なので、観てみたいけど、まったく観ていなからなぁ、という方も、これを機にご覧になってみてると良いかと思います。
でも、前作を観ておくと感慨深さが増しますので、可能なら前作を観て損はありません。
ちなみに僕が観たのは2Dでしたが、むしろこっちが良かったかも。
3Dだと映像に気を取られてしまい、肝心の話がぼやけてしまったかもしれない、なんて思ってます。

では、それを踏まえてもらったうえで感想を。
まず、良い意味で普通だったこと。
これはいくつもありますが、特に高評価だったのが「未来を夢見る人々」の様子が見事に描かれていたこと。
あまりにも出来すぎているという印象を持つ人もいるかもしれませんが、映画に夢を求めたい僕としては、このくらいがちょうど良かったりします。
それに、劇中で起こる事件も世界を揺るがすものなんて、一切ありません。
本当に隣近所の話なんです。
でも、だからこそ懐かしさがあり、それを楽しむことができるのです。
あと、これは小さなことですが
六ちゃんは、めっちゃ美人さんになってました!

逆に悪い意味で普通だったこと。
これは一点。
一つは、普通であるが故に、前作を超える評価はしづらいということ。
まぁ、当然ですね。
今回の感動が前回の感動と同じなら、どうしても二回目が薄くなってしまう。
ですから、これは制作者の問題というより、観客のわがままということなのかもしれません。
では、これ以上に詳しいことはネタバレになりますので、以下に後述します。
まだご覧になっていない方はご注意を
さて、この物語のキーワードは「巣立ち」でしたね。
茶川先生(吉岡秀隆)の背中を見て育った淳之介(須賀健太)が、小説家として巣立つ。
青森から上京してきた六子(堀北真希)が、鈴木家から巣立つ。
先程、前作を観なくても良いが、できれば観たほうが良いと言ったのも、この二人の巣立ちに感慨深さがあったからです。
この映画では、巣立ちの瞬間、これまでにあった出来事がスクリーンにフラッシュバックされるのですが、前作を観た人と観ていない人とでは、その感動は天と地ほどもあるんじゃないかなぁ。

だから、菊池先生(森山未來)という人に女ったらしという噂が立っていることを知ったときは、鈴木則文(堤真一)の気持ちが痛いほど分かりました。
それでもデートに付いて行っちゃう六ちゃんに、お願いだからやめて!とも思っちゃったりしました。
まぁ結果、誤解で終わったから良かったわけですが。
このご都合主義の展開こそが、三丁目の夕日の良さなんでしょうね。

一方、淳之介の巣立ちは、ちょっと切なかった。
親孝行できずに父親と死別した茶川先生の辛さ、なんだか身にしみて分かる気がします。
強すぎる父親の子供になったが故の苦しさ。
なくして分かる親のありがたみ。
子どもを巣立たせるため、不器用で乱暴な行動を起こす父親。
その意を汲み取る頭が良い自慢の息子。
そして、父親が子どもに初めてぶつける「ライバル宣言」。
悲しい別れと切ない別れ。
でも、嫌な気分じゃないんですよね。

こうやって書くと★は5なんですけど、やっぱり一作目の感動と比較しちゃうんですよね。
この映画から三丁目の夕日に入って、その後に一作目を観た人って、感想はどうなんでしょうね。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★☆[良い!], 02:09
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