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【小説】 フルメタル・パニック! 悩んでられない八方塞がり?
フルメタル・パニック! 悩んでられない八方塞がり?
フルメタル・パニック! 悩んでられない八方塞がり?
賀東 招二

すみません。一日空けちゃいました。
まぁ、基本は不定期更新と謳っているブログなので、ご勘弁を。

さてさて、本日読み終えたフルメタルパニック!の最新刊なのですが。

最っ高!!!

つづくオンマイオウンとか、音程は哀しく、射程は遠くだとか、割とシビアな話が続いていたので、久しぶりに読むバカ話は、本当に最高です。
しかも、読了後の爽快感たるや、ここ最近読んだ中ではダントツでナンバー1!

馬鹿馬鹿しくて読みやすく、すっと読み終えることのできる一作。
こりゃ買って損はしませんぜ、旦那。

ただ、一つだけ残念なことがありまして。
テッサたんが出てこなかったのが残念といえば残念。
でも、そんなことが減点とはならないほど、おもしろい作品であることは断言します!

では、ちょっと長くなりますが、収録されている物語のあらすじを。
今は買わないけど、収録されている内容が気になるという方は参考にしてください。
もちろんネタバレはしていないので、ご安心を。


【約束のバーチャル 前編・後編】
いつもは脇でオドオドしている風間くんが、珍しくも主役となったお話。
オンラインゲームにはまっている風間くんは、今ではそのゲーム上では名を馳せるほどの高レベルキャラを持つプレイヤー。
そんな彼は、いつの間にか「シア」と呼ばれる女の子キャラに心を奪われてしまっていた。
だが、その大事な人となった「シア」がプレイヤーキラー・ヨーコによって拉致されてしまう。
なんとか彼女を助けるべく、かなめや宗介に助けを求める風間だったが。

【影武者のショウビズ】
吉良浩介は、幅広い層から人気を博している男性アイドル。
故に多忙な毎日を過ごしているわけだが、その忙しさに、当人はさすがに嫌気が差していた。
どうやったらこの生活から逃げ出せるだろう。
そう思っていた矢先。
目の前にムッツリ顔の男が現れた。
驚くことに、彼の顔は吉良浩介に似ていた!
それに気づいた浩介は……。

【対立のフェスティバル】
九月に文化祭を控え、かなめたちがいる二年四組では、催し物についての議論が続けられていたが、なかなか決められずにいた。
どうにかこうにか、案をまとめることに成功したかなめ。
それを実行委員会に提出しにいったものの、あえなく却下を食らう。
「なぜ、どうして!」
を連発する二年四組に答えられずにいるかなめは、程なくして、それが謀略であることに気づく。
それに憤怒したかなめ、そして二年四組の面々は……。

【愛憎のフェスティバル】
文化祭には付きもののミスコン。
それに毎回エントリーされては、推薦前に除外されるは、眉目秀麗だが、性格はオヤジの千鳥かなめ。
今年も例によって、男子から推薦前に除外されていた彼女だったが、ふとしたことから、ミスコンで勝ってみせると、喧嘩を売られることに。
売られた喧嘩は、片っ端から買っていくかなめは、今回も例に漏れず、ミスコンに参加することに……。


う〜ん、やっぱり長くなっちゃいました。
でもね、どの話もおもしろいんですよ。
これぞライトノベル! って感じで、読ませてくれます。
ぜひご一読を!

では、以下、ちょっとだけネタバレ。
ほんの数行だけどね。
続きを読む >>
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★★[最高!], 02:44
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【ラジオ】 時代のキーワードはチンポでとらえろ!の曲名 2
先日より探しておりました、チンチンキャップの歌
ロイ常一郎さんのご厚意により、送っていただきました!

こ、これがチンチンキャップの歌なのかぁ。

ありがとう、ロイさん。
今、車の中でハイローテーション中です。

よし、後は平成ハレンチ学園で流れている
ハレンチ学園ソングズビズビロックなんだけど。
ハレンチ学園ソングの方はすぐに見つけられそうなものの、ズビズビロックがなぁ。
誰か、この曲が収録されているアルバムを知っている方、いませんか?

と、またもや「とりあえず」言ってみる馬数です。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:日記, 01:13
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【小説】 Missing ― 神隠しの物語
Missing―神隠しの物語
Missing―神隠しの物語
甲田 学人

物語は感染する。

この一言に期待しつつ、購入したこの本。

読み終わっての感想は、

つ、疲れたぁ……。

ということでした。

いやぁ、シリーズとして13巻も続いているわけですし、趣味嗜好が合わなくても、何らかの魅力はあるんじゃないかと思っていたんですよ。
でも、全然だめ。
僕には合いませんでした。

まず、何と言っても僕が拒否反応を起こしたのは、登場人物の個性。
これがね、まるで感じられないんですよ。
一人の人間が何役も演じているような、薄い個性。
ライトノベルというのは、キャラクター小説(C・大塚英志)と言われているように、まずは登場人物のキャラクターありきだと思うんですよ。
故に、キャラクターに魅力がない時点で、これはもう、ライトノベルとは呼べないんではないかと。

しかも、物語の視線が次々と違う人物に移っていくし、その語り手である人物に肝心の個性がないから、混乱することこの上なし。
一人の視点に落ち着かせてもらえば、少しは楽しませてもらえたと思うんですがねぇ。

それからもう一つダメだったのが、イラスト。

僕は小説を文章で判断する人間なので、基本的にイラストはあってもなくても気にはしません。
これまでの書評で、イラストについてほとんど触れなかったのも、これが理由です。

しかし、今回に限っては、文章がこんなんなので、せめてイラストだけでも……。
と思ったのですが。
どうにも文章の内容と挿入されているイラストがリンクしているとは思えず。

オカルトが好きな人には好評なようですが、ラブコメとSFを愛する僕としては、楽しい本とはなりませんでした。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★[ちょっとなぁ], 05:08
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【お知らせ】 サーバメンテナンスが実施されるそうです。
平成17年7月28日(木)午前3:00〜午前8:00

以上の期間、JUGEM側において、サーバメンテナンスが実施されるそうです。
この期間中、閲覧はできるようですが、コメント・トラックバックなどができなくなります。

僕は、まさにこの時間に更新していますので、この日は更新飛んじゃうかも。
飛んじゃわないかもしれませんが、一応お知らせということで。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:【お知らせ】, 06:01
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【小説】 涼宮ハルヒの退屈
涼宮ハルヒの退屈
涼宮ハルヒの退屈
谷川 流, いとう のいぢ

涼宮ハルヒシリーズの第三巻。
どんな話なんだろうと思ったら、短編集だったんですね。

まぁ、それぞれの話に思うところはありますが、それは省略するとしまして、総評としては、まぁまぁ良かったんではないかな、と。

ただ、短編はその性質上、どうしても風呂敷は広げにくいわけで、その方面で、この巻はちょっともったいないというのが、かなりの減点対象でした。

というのも、この手の長編・短編混在シリーズは、それぞれに特色があった方が良いかなぁ、なんて僕は思うんですよね。
まぶらほとか、フルメタル〜なんかは、まさにそれを上手に使い分けていて、長編ではストーリーと設定重視、短編ではキャラクター重視の流れになっていると思うんですよ。

しかし、この涼宮ハルヒの退屈は、長編と同じ流れを短編で組んでしまったために、物足りなさが生じてしまったんじゃないかなぁ、というわけです。

他のレビューサイトによると、どうやらこの問題は次の巻で解消されているらしい、というように見受けられますので、もう少し読み続けるつもりではありますが、その情報がなければ、読み続けていなかったかもしんないですねぇ。

ちなみに、この本を構成している物語は以下の通り。

【涼宮ハルヒの退屈】
現状を退屈に思ったハルヒが、ふいに野球をやろう、と言い出すお話。
しかし、経験豊富なアマチュア相手に、にわか集団のハルヒたちが勝てるはずもなく、不満を募らせていくハルヒ。それが引き金となって、ハルヒの能力が発動されたことを知ったキョンたちは、慌てて対策を講じるのだった。

【笹の葉ラプソディ】
7月7日。
七夕であるこの日に、どこからか笹を持ってきたハルヒは、願い事を短冊にしたためようと言い出す。
だが、この行動は決して思い付きのものではなく、ハルヒの七夕に対する思いから来るものだった。
朝比奈みくるがメインヒロインを務める、みくるファン必読の一編。

【ミステリックサイン】
七夕から数日が経過したある日。
ハルヒの元へ相談者が訪れる。彼女の力を借りたいというのだ。
その依頼に目を輝かせたハルヒは、二つ返事でこの依頼を受けるのだが。
物語としては、もっともハルヒシリーズらしい一編。

【孤島症候群】
ハルヒたちは、目の前の殺人事件に呆然としていた。
せっかくの夏休みだというのに……。
いつもとは違った、ちょっとした推理小説風の一編。

うわぁ、それぞれ解説付けちゃったから、ムダに長くなってしまったかも。
次は省いた方が良いかなぁ。

と、それから今思い出したんですけど。
このシリーズの主人公、キョンくん。
彼、本名が作中に登場していないんですね。気づかなかった。
どういう意図なのかは分からないけど、まるで名前があったかのように錯覚させる流れは見事かもしれない……。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★☆[良いけど…], 05:54
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【映画】 アイランド
月曜日は映画の日!

というわけで、本日も行ってきましたよ。
今回観たのは、かなり前から楽しみにしていた、アイランド。

ストーリーとしては、

アイランドに向かう船から、謎の面々に海中へと引きずり込まれてしまう。
それは、リンカーンが何度となく味わってきた、いつもの悪夢だ。
そんな彼は、大気汚染が進んだ地球で生き延びた、コミュニティと呼ばれる施設で生活する生き残りの一人。
他にも彼と同じように、多数の人々がここで、外界から隔離された状態で生き延びていた。
そんな彼らの生きる目標はただ一つ。
唯一汚染を免れた島、アイランドに移住することだった。
そのあこがれの地、アイランドに移住できる条件はただ一つ。
抽選によって選ばれること。
しかし、リンカーンは、この生活にも、そしてアイランドや抽選のシステムにも、疑問を抱き始めていた。
そんな考えが、彼の頭を駆けめぐっていた矢先、もっとも親しい女友達、ジョーダンが、アイランド行きの抽選に当選する。
素直に彼女の当選を祝福するリンカーン。
だが、その直後、彼は衝撃的なコミュニティの現実を目撃する。それは……。

というものなんですが、

いや、本当におもしろかった!

というのも、この映画はけっこう前から楽しみにしていましてね。
前回観た宇宙戦争があんな評価だったもので、ますますこの映画への期待度が高まっていたんですよ。
ただ、その一方で、不安もあったんです。
肩すかしに終わるんじゃないか、ってね。
特に、ストーリー面ではガッカリさせられることが多々ありましたし、何より今回は、予告編で衝撃的でなければいけないはずの事実が流されていたもので、あまり期待しすぎちゃいけない……なんて思っていたわけなんです。

でも、蓋を開けてみると意外や意外。

SFアクション映画としての演出がきちんと機能しているし、ストーリーも、さほど破綻を感じることはありませんでした。
全体の流れもスムーズで、二時間半という長さがあるにもかかわらず、中だるみを感じさせるシーンは一切なし。

ただ強いて言えば、ラストが尻切れっぽいかなとは思いましたけど、それも些細な問題と思わせてくれるくらい、中身は充実。

ストーリーには粗がないとは言えず、結末も予想できる映画ではありますが、人間の腹黒さや生命哲学などがうまく表現されていましたし、男女の愛をうまく盛り込めているという意味でも、今年のトップ10には間違いなく入る映画だといえるでしょう。

僕としては、宇宙戦争よりも当たりと思えましたし、ジョーダン役のスカーレットさんがけっこう好みだったので、かなり満足していたりします。
興味がある方は、ぜひ観に行って観てください。

ところでこの映画、何かのリメイクだという情報が入ったのですが、何のリメイクだったのかなぁ。
誰か分かる人、います?

以下、ネタバレ。
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author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★☆[良い!], 01:33
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【小説】 ROOM NO.1301(2) 同居人は×××ホリック?
ROOM NO.1301〈2〉同居人は×××ホリック?
ROOM NO.1301〈2〉同居人は×××ホリック?
新井 輝

どうも、前作がおもしろかったとはいえ、SFが絡んでいないという理由だけで購入していなかったROOMシリーズの第二巻。

前に読んだときは、これまでのライトノベルになかったエロいシチュエーションで、かなり興奮気味にレビューしてしまったわけですが、では今回はというと。

やっぱり免疫ができてしまったためか、さほど、のめりこむ、というまでには至らず。

確かに、前回同様のセピア色をイメージさせる切ない雰囲気や、桑畑綾をはじめとする幽霊マンションの人々の個性などが存分に楽しめる内容となってはいました。

ただ、今回は、主人公・健一の言動が、周囲の状況に流されているだけというように思えちゃったんですよね。
前回は、自分でも理解できない状況に突然暴走してしまう姿とか、答えは出ているはずなのに、若さ故の正義感が邪魔した葛藤だとか、そういうのがリアルに感じたわけなんですけども、今回はそれが薄くて。
結果、美少女に囲まれてウハウハする少年という感じになってしまっていたのが、本当に残念でした。

あと、薄いと言えば、千夜子の存在感。
プロローグにしか出てこない鈴璃は、あんなに存在感を出しているのに、彼女の存在感が感じられないんですよね。
それがもったいなくて。

このシリーズ、どこの書評を読んでも、好感触であるようなので、次巻も購入するつもりではありますが、周囲の評価がなければ、ここで読み終えていたシリーズかも。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★☆[良いけど…], 05:39
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【小説】 ムーンスペル!!
ムーンスペル!!
ムーンスペル!!
尼野 ゆたか


いやぁ、帰宅早々、25時間テレビを観てしまいました。
毎年恒例のものなんだしと、興味のない振りをしていたのですが、やっぱりヴィジュアルの威力は絶大ですなぁ。

と、更新がやや遅れてしまったことについての言い訳はこの辺にしまして、本日読了したムーンスペル!!。

オチコボレ詠唱士クラウスは、帰宅途中で行き倒れの美少女を見つける。
人のいいクラウスはエルリーと名乗る彼女の面倒を見ることになるのだが。
しかし、彼女の正体はなんと……。


うん、ファンタジア長編小説大賞で佳作に止まった作品ということでしたが、ラブコメ好きの僕としては、十分に納得できるものでした。
多少、粗はあるものの、キャラクターも、それなりに確立していると思うし、クラウスに感情移入しやすい点も高評価でした。

ただ、その一方で、やはり佳作だったことに納得のいく部分もいくつかありまして。

中でも僕が特に違和感を感じたのは、エルリーがクラウスに対して好意を抱く瞬間。
エルリーは、クラウスのどこに惹かれたのか、今ひとつ掴めなかったりするんですね。
おそらくは、クラウスの優しい性格に、ということなんだと思うのですが、ちょっと説明不足かなぁ、という感じ。

また、クラウス自身の年齢設定も、正直どうかなぁ、というところ。
彼の考え方や行動は、どちらかというと高校生というにふさわしいもので、到底21歳とは思えなかったんですよねぇ。

ちなみに、全体を通しての文体もファンタジーっぽさは薄く、単語でしかファンタジーを感じることができなかった、というのもちょっと残念。
現代劇としてのファンタジーだったら、もっと納得できたなぁ、というところですね。

なので、人によっては、この作品に違和感を感じてしまうかもしれません。

とはいえ、やっぱりラブコメ要素は非常に強いので、何でも良いから、ラブコメが読みたい! という人には十分お勧めできる作品といえます。


以下、ネタバレ。
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author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★☆[良い!], 07:30
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【小説】 正しい台風の起こし方―気象精霊記 (1)
正しい台風の起こし方―気象精霊記
正しい台風の起こし方―気象精霊記
清水 文化


まず、最初にお断りを。
僕は、少女が主人公となっている小説は比較的に苦手な分野で、特に少女がメインキャラクターである作品は、とりわけ苦手なんですね。

理由は簡単。
僕は萌え要素が好きなのではなく、ラブコメ要素が好きな人間だからです。

なので、この評価は僕の趣味嗜好を反映してのものですので、その辺り、ご了承くださいませ。

さて、そんな人間がなぜこの本を手にしたかと言いますと。
あちこちの書評で「気象学の勉強になる」という一言を目にしたからだったりします。

けっこう僕は学習欲が強い人間でして、こんな言葉を目にしてしまうと、つい……というわけです。

で、実際に読んでみると、確かに作者の方は、この作品を執筆するにあたって相当に気象学を勉強したことが分かる単語が、そこかしこに出てきました。
ていうか、コリオリの力やバタフライ効果なんて言葉まで出てくるとは思いませんでした。
というわけで、気象学に限らず、物理学に興味がある人も楽しめるんじゃないかなぁ。

さて、そうした知識面の話は置いておきまして。
ストーリー面ですが、なんていうか、そこはやっぱりキャラ萌え中心の内容となっていて、期待していたラブコメ方面の話は皆無。
それに、女の子ばかりが出てくるため、誰が誰だか最初は分かりにくく、そういったkともあって、僕としては、少々とっつきにくかった作品で、二巻目は買うか微妙、というところでした。

ただ、気象学用語や物理学用語が飛び交う物語の中で、あらゆるタイプの萌えキャラがドタバタと大騒ぎするシチュエーションは斬新でおもしろいと感じましたので、科学が好きで、それ以上に可愛い女の子は、もっと好きだという人には、かなりお勧めだと思います。

以下、ちょっとネタバレ。
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author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★☆[良いけど…], 05:33
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【小説】 9S II
9S〈ナインエス〉(2)
9S〈ナインエス〉(2)
葉山透, 山本ヤマト


おもしろいですねぇ。
前巻のSFテイストを残しながらも、キャラクターの魅力を増やして、より親しみやすい作品になっています。

また、SFアクションの名に恥じないアクション要素も満載で、それぞれのキャラが持つ特性を活かしながら、強敵に向かっていく様子もハードボイルド小説を彷彿とさせる展開で、グッド!
一方、ミステリー要素が前回に比べて、幾分か減ってしまっていたことですが、それも先述のアクション要素とキャラの魅力で十分にカバーしきっています。

ただ、一つだけ惜しい! と思わせる点がありまして。
それは、ラストのストーリー展開。

これは読んでいただければ分かると思いますが、中盤までの流れと、そこからラストまでの流れ、そのスピードがあきらかに違うんですよ。
これは、怒濤の展開というより、じっくり広げていった風呂敷を、大慌てで畳んでいったような、そんな印象を受けます。

あとがきを見る限り、これは編集行程でかなりの枚数制限を受けた結果じゃないかなぁ、と思うのですが、正直僕としては、これが非常に残念でした。

やっぱねぇ、SFというのは、理路整然と物語が集結していく辺りに魅力があるわけで。
その行程が端折られてしまうのは致命的だと思うんですよ。

確かに

長すぎる小説=高価になる=購入者が敬遠する

という図式を編集サイドが懸念するのも分かるのですが、長いと思われた第一巻は好評だったと思いますし、シリーズ全編通して、内容重視の姿勢を貫いて欲しいなぁ、と思いますね。


以下、ネタバレ。
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author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★☆[良い!], 00:16
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