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【日記】 ラノベちっくなフラッシュみっけました。
うぅぅ。明日は個人的な映画の日ってことで、すごい楽しみにしていたのに。
仕事が入ってしまいました。
今度の休みは週末になりそう。くそぅ。
その分、たっぷり観てやるぅぅぅ!

と、それはともかくとしまして。
先ほど小太郎ぶろぐさんをチェックしていたところ、おもしろいフラッシュを見つけました。
Joan and Mark 二人は凄腕の賞金稼ぎ!
という奴なんですが、これがライトノベルチックで最高なんです。
音楽もポップで、観ていて最高な気分になっちゃう。
このフラッシュだけで、一本の小説ができちゃいそう。
よろしければごらんくださいませ。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:日記, 05:04
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【日記】 ないんえす? 初単行本化!
やったぁぁぁ!

待ちに待った9Sのショートストーリー、<ないんえす?>の単行本が、2006年1月10日に発売されるそうです。
これが単行本になるかどうか分からないと、作者の葉山さんも言われていただけに、これは嬉しい!

絶対に買いますよ。
もしかしたら、書き下ろしとかも載るんでしょうか。
……さすがに、そんな暇はないかなぁ。

<追記>
ちなみに、同日発売の作品として、

新フォーチュン・クエスト 11 [深沢美潮]
かしまし [駒尾真子(原作・あかほりさとる)]
小さな国の救世主 なりゆきの軍師の巻 [鷹見一幸]
ユメ見る猫とカノジョの行方 [周防ツカサ]
とある魔術の禁書目録 8 [蒲池和馬]
護くんに番外編で祝福を! 2 [岩田洋季]
でぃ・えっち・えい そのよん! [ゆうきりん]
想刻のペンデュラム II [鳥生浩司]
神栖麗奈は此処に散る [御影瑛路]
レジンキャストミルク 2 [藤原祐]
二階の妖怪王女 3 [あらいりゅうじ]
シリアスレイジ 3 虎落笛 [白川敏行]
水晶宮殿 Nerim's note III [長谷川昌史]
があります。
なんか、電撃の新刊情報で検索されてくる方が多いので、掲載しておきました。
これでヒット率が上がりそうなら、また掲載するかも。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:日記, 05:30
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【映画】 チャイルドプレイ・チャッキーの種
チャイルド・プレイ チャッキーの種 デラックス版
チャイルド・プレイ チャッキーの種 デラックス版

今回もまた、映画をハシゴしましたよ。
続けて見たのがコレ。
じつを言うと、ボクはチャイルドプレイシリーズって、なぜか縁がなくて、ぜんぜん見たことがないんです。
なので、このシリーズでは、このチャッキーの種が初見だったりするもんですから、前作との比較とかはしていません。
もちろん、シリーズの具体的な色とかもあまり分かっていませんので、その理解されたうえで、参考にされてくださいませ。

では、その内容。
イギリスの見せ物小屋で、ニセ腹話術士の腹話術人形に扮するシットフェイスは、6年前にアメリカから連れてこられ、労働を強いられていた。
ニセ腹話術士に脅され、いつもビビって小便を漏らすほどの臆病者であるシットフェイスが、ある日テレビからハリウッドで殺戮人形の都市伝説「チャッキー&ティファニー」の映画化のニュースを知った。
そのとき、チャッキーの腕に付けられた文字を見て、この2人こそ自分の両親だと確信し、ニセ腹話術士から逃げ出す。
そして、ようやく2人の元にたどりついたシットフェイスは、大事に持っていたアクセサリーに刻印されていた文字、ブードゥ教の復活呪文によって、チャッキーとティファニーを復活させることに成功した。
一方、その事態を知らない女優のジェニファー・ティリーは、元ラッパーの監督、レッドマンを自らの体で買収しようと画策していた。
ホラー界の人気キャラ、チャッキーとその家族が大暴走するチャイルドプレイシリーズ第5弾。
はっきり言って、かなり微妙です。
いや、微妙というより、評価に困ると言うべきかもしれない。

ボクは、これまでのシリーズがどのような流れだったのかは分からないのですが、この作品だけで言うなら、間違いなくこれは「ギャグ」です。
血しぶきがカメラを多い、肉が空中を舞うスプラッタ風味ではありますが、間違いなくギャグですね。
だから、この映画を観ていてビクビクすることなく、むしろ安心して見ていられました。

それどころか、昔の名作なんかもうまくパロっていますので、それを感心していることの方が多かったかも。

そういう作品なもんですから、評価は微妙というわけです。

まぁ、あえて言うなら、B級ホラー映画を観て、ゲラゲラ笑えるような人には最高ですが、それ以外の人にとっては、お金を捨てるような作品、と言えるでしょう。

しかしこれも、レンタルビデオで十分な映画だったような。
今年は「映画館じゃなきゃ!」という作品に、一本も出会ってない気がする……。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★[まぁまぁ], 05:04
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【映画】 まだまだあぶない刑事
すみません。
最近、小説を読むテンションが上がらず、更新が遅れています。
もしかしたら、しばらくは今のような更新ペースが続いてしまうかも。

さて、そんな中、映画はバリバリ観ております。
で、本日観てきたのは、この映画。
内容としては
韓国・釜山の深い闇に舞うロングコートのシルエットがふたつ。
サングラスだけを残して、爆発と共に横浜の海に消えたタカとユージは、ここにいた。
アンダーカバーコップとして世界最大スケールのあぶない事件を追っていた。
高性能の小型核爆弾の取引だ。
小型だが、小さい国なら軽く吹っ飛ぶ。
その代物が日本に持ち込まれた……。
7年ぶりの横浜は、タカとユージを大型ライフルで歓迎した。
狙撃現場に駆け付けた若手刑事、水島と鹿沼に手錠を掛けられ、連行された先は、横浜港署捜査課。
2人を見て驚く、ナカさん、パパ、谷村、瞳ちゃん、他、おなじみの面々。
しかしタカとユージも驚いた。
トオルが捜査課課長、カオルが少年課課長になっていたからだ。
そんな懐かしい再開も束の間、7年前に逮捕した銀行強盗犯、尾藤が脱獄したことを知り、水島、鹿沼と共に、追跡捜査を始める。
水島のIT捜査、鹿沼の銃知識、そして2人の若さに舌を巻きつつも、タカとユージは持ち前の破天荒ぶりを発揮して尾藤を追いつめていくのだが……。
あぶない刑事ファンにはたまらない、懐かしの刑事ドラマ、スクリーンで復活!
というものなんですが。
そうですねぇ。
それなりの作品ではあるけど、お金を払って映画館に行くほどのレベルではない、という感じ。
要するに

テレビでダラタダラと観て、ちょうど良い

作品ということです。
その最大の理由は、この映画が

なつかしのキャラ、プレイバック

という感じの作品だったということ。
昔ドラマを観ていた人なら、
「あぁ、いたいた、こういう人!」
という感じで仕上がっているわけです。

一方、この映画からあぶない刑事を知った人は、奇妙な刑事ドラマだなぁ、くらいに止まってしまうでしょうね。

それに、シナリオに関してもあまり完成度は高くありません。
展開は、どこか聞いたことのある感じで先が予想できますし、世界を舞台にしている割には、スケールが小規模。
故に、危機感があまり煽られず、あまりハラハラすることもありません。

だから「映画を観に来た」つもりでいた人は、拍子抜けしてしまうんじゃないかな。
ギャグセンスに関しても、どこか古くささを感じてしまいましたし、とても洗練された、とは言えません。

ただ、やっぱりタカとユージの破天荒ぶりと脇を固める俳優陣のコミカルな演技は健在で、すべてはこうしたメインキャラの存在感で救われた映画と言っても、過言ではないかも。

これで完成したシナリオだったら、最高傑作だと言えたはずなのに、とても残念。
けっこう期待していた映画だったんだけどなぁ。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★☆[惜しい!], 04:32
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【小説】 アリスのお気に入り - 忘れられないムジーク -
アリスのお気に入り - 忘れられないムジーク
アリスのお気に入り - 忘れられないムジーク
ココロ 直


どうも最近、本を読む時間が長くなっている気がします。
以前はもっと早く読めていた気がするんですがねぇ。

急にこんなことを思ってしまったのも、アリスのお気に入りの第3巻を読むのに、2時間近くもかけてしまったため。
このレーベルはとても読みやすいはずなんですが、どうしたんだろ。

と、うちなる疑問はともかくとして、読んでみての感想はどうだったかと言いますと。

う〜ん、普通に良い感じの短編小説集、というところでしょうか。
すごく読みやすくて、各話を読み終わるごとに、話を読んだという爽快感がある。
普通、これだけの要素があれば、最高評価を獲得するものです。
でも、この本に関しては違うんですよね。

というのも、このココロ直という人が書く文章は、細かく計算されているうえにセンシティブ。

透明感のある文章に乗せた、次はどうなるんだろう、というワクワク感。
数十ページという短い枠の中で、大作のような感動を楽しませる爽快感。
読み終わった直後におとずれる、次の巻への期待感。

そういった、文章の技術とセンスが併せ持つ魅力が、この作品にはあったし、ボクもそれを期待していたんですよね。

でも、この本に関しては、そうしたセンスが薄れているような印象を受けてしまいました。

まぁ、はっきり言っちゃえば、
読みやすいんだけど感じるものが少ない。

そんな感じ。
感動を共感できなかった、と言っても良いかもしれない。

次こそは感動を共感できる、最高な作品であったら良いなぁ、なんて思っています。

では、短編小説恒例の、あらすじ紹介。

【愛の天秤】
容態も良く精神的にも安定している一人の女性患者。
しかし彼女は、一言もしゃべってはくれなかった。
何度も顔を合わせているはずの医師に対しても、それは変わらなかった。
先ほどまでは。
しかし、彼女は初めて医師に対して口を開いてくれた。
彼女は言う。
「先生、クローケー・グラウンドって知っていますか?」
それは、彼の患者が勤める骨董品屋の名前だった。
愛の重さを計る「アヌビスの天秤」から始まる愛の物語。

【天狗と玉手箱】
稲葉シラハとアリスは、その報せに驚いた。
あのTODOグループの会長、藤堂が入院したというのだ。
急いで病院へと向かう二人。
しかし、ことのほか元気だった藤堂。
その彼から、二人は奇妙な以来を受けることになった。
とある店から、品物を買い取ってきてくれ。
聞けば聞くほど、奇妙でしかない以来。
しかしそこには、意外な真相が隠れていた。
ちょっと切ないお話。

【浦島太郎のいたずら】
天狗と玉手箱のエピローグを語ったショートショート。

【笑わないプリンセス】
蝦沢京子。
久里本の元で秘書として働く女性。
彼女はめったに笑ったことがない。
そんな、あまり目立たない女性秘書、蝦沢京子と久里本の出会いは、雨がふっていたあの日だった。
蝦沢と久里本の出会いをつづったお話。

【チョイス!】
稲葉シラハとアリスは、根津三蔵の余興のため、他から集められた多くの鑑定士とともに、とある場所にいた。
そこで、鑑定士としての力量を試されるらしい。
これによって、根津のお宝を買い取る権限が得られるということもあり、どの鑑定士も真剣そのものだ。
もちろん、シラハもそれは同様だったが、彼にはもう一つ真剣にならざるを得ない理由があった。
ここに、クイーンオブハーツのジョーカーとその助手が来ているのだ。
ジョーカーと言えば、無価値なお宝に法外な価値を乗せて売りさばく、シラハとは対極の考え方を持つ人間。
だからこそ、彼は負けたくなかったのだ。
シラハのライバルが初めて登場する、鑑定バトル・ストーリー。
ちょっと男子向けのテイストかも。

【オレンジ・トレイン】
チョイス! のエピローグを描いたショートショート。
アリスの幸せな姿がつまってます。

【男ってやつは】
火が点いたように泣いている赤ん坊をあやしているのは、ひげ面の男性だった。
慌ててミルクを用意して、赤ん坊を落ち着かせると、自然に彼の目は仏壇へと向いた。
そこにあったのは、一人の女性が写った写真。
それを見てボロボロに涙を流す男性。
彼の名は亀井。
シラハと出会う十年ほど前の姿だ。
少女小説らしからぬ、ハードボイルド色の濃いアクション・ストーリー。

【さよならの影】
久里本は、一人の女性を前に苦戦していた。
出会ってから余年にもなるというのに、どうしても聞き出せないのだ。
彼女の名前が。
彼女はクローケー・グラウンドの女性修復士。
どう接したら良いのだろうか。
女性の扱いに慣れているはずの久里本が、さらなる苦戦を強いられていると、彼女の口からぽつりと一言が漏れた。
「あの坊やの力のこと、どう思う?」
うまく答えれば、会話が続くが、失敗されれば流されておしまい。それだけ名前を聞き出すチャンスを失ってしまう。
だが、この会話から久里本が手に入れたのは、意外なものだった。
稲葉シラハのアリスに対する想いが代わり始めていることをつづった物語。

う〜ん。
こうして振り返ってみると、意外にこの本は、男性向けなのかも。
もしかして男性読者が意外と多い作品なんですかねぇ。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★[良い感じ], 07:59
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【映画】 蝋人形の館
本日は、立て続けに映画を二本観てきました。
二本目も「死」がテーマに絡んではいるものの、こちらはバリバリのホラー。
内容としては
大学フットボールの試合を観戦しようと、カーリーとその兄のニック、カーリーの恋人のウェイド、カーリーの親友ペイジ、ペイジの恋人ブレイク、そしてカーリーに想いを寄せるドールトンの6人は、スタジアムを目指していた。
しかし、その途中、なぜかカーナビも認識しない不気味な街に迷い込んでしまう。
雑貨屋、理髪店、ペットショップ、映画館、そして古びた家々。
静かすぎる街は、閑散として人影もなく、窓からカーテン越しに覗いている女性も、決して二人に声をかけようとはしない。
やがて、二人の目に飛び込んできたのは、丘の上にある一際目を引く蝋人形の館だった。
彼女たちは好奇心に身を任せ、その扉を開いてしまう。
しかしその扉は、6人を死へと導く地獄の扉であることを、まだ気づいてはいなかった。
というものなのですが。
もうお気づきでしょうかね。

はい、典型的なB級映画でした。

懐かしのスプラッタムービーと言っても良いかもしれませんね。
肉が飛び、血しぶきが舞う。
そんな痛々しい描写の嵐。
だから、血を見て気分が悪くなるような人は見ちゃいけません。

逆に、最近スプラッタが観たいと思っていたんだよ、という人には、こういう映画には付きもののHシーンとかあるし、オススメできる映画ですね。

ただ、先も言いましたように、この映画はB級映画ですので、肝心なところで辻褄が合わなかったり、人間の行動心理として明らかにヘンテコなものもあったりします。
だから、この映画を観るときは、そのことを承知で観ることを強くオススメします。

そういや、この映画でペイジを演じたパリス・ヒルトン。
彼女ってホテル王ヒルトンの令嬢なんでしたよね。
その割りには意外と演技が上手かった気が。
もしかして、本格的に女優になるのかな?

以下、ネタバレ。
続きを読む >>
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★[良い感じ], 04:17
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【映画】 ティム・バートンのコープスブライド
月曜日は映画の日っ!
というわけで、観てきましたよ。

コープスブライド。
チャーリーとチョコレート工場に続いて、ジョニーデップとティム・バートンがタッグを組んだ映画ですが、さて内容はというと。
19世紀ヨーロッパのとあるムラ。
親同士が欲得ずくで決めた結婚に戸惑いながらも、初めて出会った瞬間からお互いに引かれ合った、富豪の息子ビクターと落ちぶれ貴族の娘ビクトリア。
しかし、ビクターは元よりの弱気とあがり性が祟って、式で誓いの言葉をうまく言うことができない。
けっきょく式は延期となってしまい、一人森の中で近いの練習をすることとなったビクター。
何度も失敗を繰り返し、ようやく近いの言葉を成功。
その勢いにのって、近くの枝をビクトリアの指に見立て、指輪をはめる。
しかし、ビクターが枝だと思っていたそれは……。
黄泉の国から送る、この世でもっともピュアなラブストーリー。
というものなのですが。
はっきり言って、めちゃくちゃおもしろいです。
残念ながらボクは、ティム・バートン監督の前作「ナイトメア〜」は観ていませんが、観ていた方の感想を読む限り、今回は前回よりもおもしろいと評価しているようです。

この作品の上映時間はおよそ80分と、けっこう短めですが、内容の濃さと質の高さが、それを十分にカバーしています。

たとえば、キャラの動きと造形。
正直、最初は観ていても可愛くなんかないし、愛着もわきません。
でも、人間と同じくらいスムーズで、人間と同じくらい人間味を持っているキャラたちに対して、観客は次第にのめり込んでいきます。
気が付けば、ヒロインは美しく、小さなキャラは可愛く、主人公は格好良く見えちゃっています。
これが監督のセンスなのか技術スタッフの腕の良さによるものなのかは分かりませんが、少なくともハイセンスであることに間違いはありません。

話に関しても、適度におかしく、適度に感動できる心地よい展開は絶品。
クスクス笑って、ホロリと泣いて、そして感動の笑顔で締めてくれる構成は、映画を観たなぁ、という感動を与えてくれます。

ただ、この映画は、ストーリーの構成は非常にうまいのですが、映像に関しては、やっぱりクレイアニメである以上、CGアニメに劣ってしまうものがあります。
故に、映画は映像で楽しむ! という人からすると、ちょっと評価が下がってしまう作品かも。

とはいえ、このおとぎ話っぽいピュアなラブストーリーは、カップルで観に行くのに最適な映画だと思いますので、デートコースの一つとして十分オススメできます。

あ〜あ、ボクはこの映画を一人で観に行っているんだよな。
何しているんだろ。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★☆[良い!], 03:41
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【小説】 アリスのお気に入り - いろいろセンチメンタル
アリスのお気に入り - いろいろセンチメンタル
アリスのお気に入り - いろいろセンチメンタル
ココロ 直, アキヲ


昨日も言いました通り、やっと見つけたコバルト文庫。
今、読み終わりました。

いや、本当におもしろい!

まず何と言っても、文章から醸し出す透明感がたまらないですね。
この二冊目では、季節は冬となっているのですが、その冬という季節に、文章の透明感が非常にマッチしています。
なんか、読んでいるだけで澄んだ空気の心地よさが伝わってくるというか。
おかげで、読み終わったときの爽快感がたまらないですね。

それに、様々なシチュエーションとラブコメをうまく絡めていて、読みながら、ついつい頬がゆるんでしまっていたり。
ラブコメ好きのボクとしては、たまらない一作です。

そういえば、あとがきを読んで気づいたのですが、この作品をボクが気に入った最大の理由は、不思議少女アリスと、ぶっきらぼう男シラハがどちらも主役である、ということに理由があるような気がします。

要するに、アリスという少女の目線とは別に、男性であるシラハの目線も、きちんと描かれているおかげで、男性であるボクも楽しませてもらっているというわけです。
それに、短編集という形で、長編にできそうな話をうまくまとめていたりしますし、いろんな意味でハイセンスな作品と言えるのかもしれないですね。

では、短編集恒例の各話のあらすじをば。

【ここは『クローケー・グラウンド』】
シラハがクローケー・グラウンドの倉庫を整理していると、横にいたアリスが大して価値のない額縁を見つける。
なぜ、こんなものが……?
シラハが勤めるクローケー・グラウンドを舞台とした、紹介がてらのちょっとしたお話。

【雪色ダイヤモンド】
シラハとアリスは、チラチラと雪が降り始めた道を歩いていた。
シラハの手には子猫が一匹。しかも、トレードマークのニットキャップとサングラスははずしてしまっている。
二人にいったい何が?
クリスマス、見えないサンタクロースが二人に送った心温まるプレゼントのお話。

【この雪がやむ前に】
雪色ダイヤモンド直後のお話。
たった5ページですが、グッときます。

【とらわれのヒロイン?】
今日は、女の子が男の子に愛の告白をする日、ヴァレンタイン・デー。
アリスは意気揚々とチョコを手作りして、シラハの元へ。
しかし、クローケー・グラウンドでに行ってみると、シラハは駅向かいの銀行に行っているとのこと。
大急ぎで向かうも、アリスはシラハと行き違いに。
しかも、アリスが銀行を出る間もなく、覆面の男がやってきて……。
ちょっとハードボイルドチックなお話。

【青い鳥よ羽ばたけ】
シラハとアリスは、片田舎にある一件の屋敷に来ていた。
多くの骨董品を買い取るためだ。
しかし、この屋敷、何かがうさんくさい。
迎え入れた女主人と、骨董の趣味が合致しないのだ。
この屋敷には何かがある。
それはシラハとアリス、二人とも同じ意見だった。
そしてその疑念は、一つの事件をきっかけに確信へと変わる。
このシリーズらしい、うまくまとめたミステリー。

【希望は木漏れ日の色】
この日、クローケー・グラウンドに一人の客がやってきた。
グリフォンこと久里本だ。
彼曰く、シラハの力を借りに来たのだという。
そして差し出されたのは、酷く錆の入った一本の鍵。
久里本は言う。
「これはパンドラの鍵なんだ」
一本の鍵から始まる、ちょっと切ない物語。
いつもはきざったらしい久里本が、ここでは格好いいです。

【色えんぴつ】シラハを想うアリスの気持ちをつづったショートショート。
クスッと笑える良い話です。

【ごくありふれた薄春色の日常】
女性は、花屋で品定めをしているて一人の髪の長い少女を見つけた。
アリスは言う。
「この花、今好きになったの。とってもきれいで春の色をしているから」
その言葉を気に入った女性は、間延びした声で店員を呼ぶ。
そして店を後にした女性が向かったのは、病院だった。
シラハの意外な事実が明らかとなる一編。

というわけなのですが、中でもオススメなのは、最後の「ごくありふれた薄春色の日常」。
めちゃくちゃラブコメっています。んでもって、シラハの朴念仁ぶりが最高です。
これを読んだら、ぜったいに三巻を読んじゃいますね。

というわけで、非常にオススメな一冊。
ラブコメ好きは読んでみてください。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★★[最高!], 07:07
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【日記】 やっと見つけた!
いつも通っている書店があるんですけどね。
そこで見つけることができなかったんですよ。
コバルト文庫。
でも、ボクは深夜にしか本屋に行くことができないので、困り果てていたのですが……。
細菌、そこでやっと見つけたのですよ。
置いてあったのは、ライトノベル系からちょっと離れた場所。
ここにあったのかぁ。

というわけで、ようやく続きを読むことができましたよ、愛咲さん
というわけで、今日か明日にはレビューを載せることができると思います〜。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:-, 15:20
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【小説】 世界の中心、針山さん
世界の中心、針山さん
世界の中心、針山さん
成田 良悟


う〜む。
ここ最近、読む本がたまっています。
いや、積み本というわけではなく、消化していく順番に困っている状態なんです。
まぁ、一日一冊ペースでさばききれない冊数を買っている自分が悪いってのも分かってはいるんですが。
でも、読みたいんだよなぁ。


というわけで、本日選んだのが、この本。

内容はというと。
とある男が自分の部屋に彼女を連れ込んだ夜のことである。
ベッドに座った男に対し、床に寝ころんだ女が、深夜であるにもかかわらず、突然妙なことを言い出した。
「私、アイス食べたい」
その言葉を奇妙に思いながら、買い物のために外出した直後、女の表情が強ばった。
どうしたのかと男が尋ねると、女は表情と同じくらい固い口調でこう言った。
「私、見たの。あなたのベッドの下に斧を持った男が隠れているの」
そんな都市伝説。
だが、そこで話は終わらない。
この話には、魔法少女が絡み、自分を勇者だと信じる島民までもが関わってくるのだ。
そしてその中心には、いつも同じ人物がいた。
針山真吉。
いたって凡人であるはずのイラストレーター。
なぜ、そのような人間が、この物語の中心にいるのか。
彼はいったい何者なのか。
都市伝説から紡ぎ始める短編連作小説。

というものなんですけど。

予想外におもしろい!

なんていうかね、懐かしいSFの香りがする作品なんですよ。
現実のすぐ脇にある奇妙な世界を論じた、あの懐かしいSFの香りが。
現代の物語でありながら、だからこそリアル感があって、ザワザワしてしまう懐かしいSFのエッセンスが、この作品に感じられました。

いやぁ、これだけでもかなり高評価なんですが、それ以上に良いのが、短編小説ではなく、短編連作小説というストーリーもかなり秀逸でして。
第一話、第二話、第三話とまったく別個の物語が展開されるなか、第四話で集約されていく三つの物語。
これが読んでいて、爽快感を感じさせるんです。

おもしろいネタを放り投げた後、責任をもって、それらをきちんと回収する物語の構成技術。そこにプロの小説家魂というものを感じさてもらいました。

もちろん、文章に関しても非常に読みやすくて、400ページ超という厚さがありながら、サクッと読めちゃいました。

惜しむらくはラブコメのエッセンスがなく、ギャグセンスもほとんど皆無なのですが、この作品の場合、だからこそ成功したんだと思わせる力があります。

好みの問題もあって、一概に誰にでも勧められる作品とは言えませんが、ちょっと骨太な、小説らしい小説を読みたい、というヒトには、ぜひ読んでみてほしい作品だと言えます。

本来なら、ここで各話のあらすじなんかも載せたいところですが、この作品の場合、それをやっちゃうと、魅力が半減しそうなので、今回は省略。

しかし、ライトノベル風味を残しつつ、ここまで本格的な作品を書いちゃうなんて、成田良悟という方は、すごいなぁ、と思ってしまいました。
読む本をある程度解消できたら、この方の他の本、チェックしてみよっと。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★★[最高!], 07:01
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