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【小説】 カレとカノジョと召喚魔法 (6)
カレとカノジと召喚魔法〈6〉
カレとカノジと召喚魔法〈6〉
上月 司

ついに来ちゃいましたよ。最終巻!
もう、ずっと待ちこがれていたこの本。
前回のモヤモヤ感を引きずっているが故に、期待半分、不安半分。
僕の苦手な展開になるのではないか、そうじゃなくあってくれぇ!

と思いつつ、読みました。

読みました。

読む手が止まりませんでした。

おもしろい。

おもしろすぎる。

おもしろすぎるぞぉぉぉ!!

いやぁ、一気に読んじゃいましたよ。最後まで。

前巻のモヤモヤ感が解消されるかな、なんてとんでもない。
シリーズを通して、すべてのモヤモヤ感が払拭される一冊。

まさに最終巻となるにふさわしい一冊!

こんな素晴らしい締め方をしてくれた上月氏にエールを送ります。

そして次回作に期待します。

さて、もっと言いたいことがありますが、ネタバレになってしまうので、以降に譲ります。

以下、ネタバレ。
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author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★★[最高!], 03:03
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【小説】 カレとカノジョと召喚魔法 (5)
カレとカノジョと召喚魔法〈5〉
カレとカノジョと召喚魔法〈5〉
上月 司

いかん、いかんなぁ。
小説をね、読む速度。
かなり遅くなってます。
少しはペースアップしないと、積み本の消化どころか、増えていく一方になるわけで。
少しはペースアップしなきゃ。

なんて思いつつ、毎回楽しみにしているこのシリーズ。
最初、これを読んでいて、なんだか違和感を覚えたんですよね。

おもしろくないんじゃないけど、なんか違う……。

そんな違和感。
で、途中で気づきました。
あまりにもホノボノしすぎているんですよ。
雪子のスリリングなアクションシーンがあるわけでもなく、遊矢の鋭い頭の切れが見られるわけでもなく。
ただひたすらに、カレとカノジョが日常を送っていく。

遊矢の、何を考えているんだか分からない言動に振り回される雪子に、クスクスと笑ったり、二人の進展しない関係にヤキモキさせられたり。

本当にそれだけ。

でも、だからこそ気づきました。
こりゃ作者の上月氏、何か考えてるな、と。

そしてその予感は的中しました。
詳細はここに書きませんが、このシリーズが持つスリリングな展開は、ちゃんと入ってます。
んでもって、そのシーンは、とんでもないくらい盛り上がります。

くそぅ、今回はこの展開で来たかっ!

という感じ。

はい、はっきり言っておもしろかったです。

第四巻では、ちとばかし盛り上がりに欠けましたが、今回は違います。
読者の目をグイグイ引き寄せて離しません。
一方、前半の日常的な展開も、決して悪くなく、むしろこれまで触れられなかった遊矢に対する雪子のラブな気持ちが非常に細かく書かれていて、これがまたグッド!
ここまで女の子に慕われたら、男として本望だよなぁ、なんて思ってしまうほど。
このシリーズが好きな方なら買いです。

あ、でも一つだけ。

この本、じつは次に出てくる第六巻と話が繋がってます。
つまり上下巻構成。

なんで、この本を読み終えて、心に残るのはモヤモヤ感。
そういうのが好きではない方は、次の巻と一緒に読まれた方がよろしいかと。

ただ、次って春か夏になりそうなんですよねぇ。
早く次が読みたいなぁ。

以下、ネタバレ。
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author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★☆[良い!], 03:03
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【小説】 カレとカノジョと召喚魔法 (4)
カレとカノジョと召喚魔法 (4)
カレとカノジョと召喚魔法 (4)
上月 司


悪魔との取引により、恐怖と痛覚を失った水瀬遊矢と、頭は悪いが運動能力抜群の白銀雪子が織りなすカレとカノジョと召喚魔法シリーズ最新刊となる本作。

物語は温泉旅行が主軸となるということで、どんなハチャメチャな展開が待ち受けているのかと思ったら……予想外にも、ちょっとばかし重たい空気が流れていたもので、正直戸惑ってしまいました。

従来通り、遊矢がわずかなヒントから真実を導き出す名探偵ぶりは健在で、むしろその方面では強化されていて、十分に堪能できたのですが、それ以外の要素、とくにラブコメ方面が弱かったのは残念でしたね。

あとがきによれば、この巻が物語の佳境ということで、シリーズの展開上しかたのない流れだったのかもしれませんが、二人の馬鹿さ加減を楽しみたかった僕としては、じつに残念。

また、文章に関しても、ちょっと読みにくい部分があり、キャラクター面に関しても、これまでのに比べて弱い、という印象を受けました。
唯一、ストーリー面でラストの展開が次を十分に期待させるものではあったので、評価は上がったのですが、やっぱり先のマイナス要素は相殺できず、このような評価になってしまいました。残念。

もしかしたらフィナーレとなるかもしれない次巻。
今度こそ、おもしろくて笑えて泣けて。
今まで通り、いや、今まで以上のごった煮小説にしてほしいなぁ、と思った作品でした。

以下、ネタバレ。
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author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★[良い感じ], 07:47
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【小説】 カレとカノジョと召喚魔法 (3)
カレとカノジョと召喚魔法 (3)
カレとカノジョと召喚魔法 (3)
上月 司

復活早々、連続投稿。
ゆっくりラノベを楽しんでいる暇もありませんでしたからねぇ。
その分、時間があるうちに楽しませてもらいますよ。

というわけで、カレとカノジョと召喚魔法シリーズの第三巻。

今回は学園ものの定番、文化祭がテーマとなっているわけですが。
いつも通り、ラブコメあり、アクションあり、推理ありのごった煮風味であることには変わりがないのですが、僕としては、ちょっと消化不良感の残る作品でした。

各ポイントの話はおもしろかったのですが、それがスムーズに繋がっていないというか……。
まぁ、はっきり言ってしまえば、展開にいつものスマートさがない、というところでしょうか。
展開に無理がある、とまでは言いませんが、この遊矢や雪子なら、もっと他の選択肢があったんじゃないの? という展開があったんですよね。

ただ、この巻では、シリーズの流れを大きく変える展開があったので、もしかしたら、それを達成するためのストーリー展開だったのかなぁ、とも思えましたので、その辺は四巻を読んでから、ということになるかも。


以下、ネタバレ。
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author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★☆[良いけど…], 07:06
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【小説】 カレとカノジョと召喚魔法 (2)
カレとカノジョと召喚魔法 (2)
カレとカノジョと召喚魔法 (2)
上月 司

くぅぁぁぁぁ!

最高!

最高も最高。
本当に良い物語という感じで、一気に読了しちゃいました。

相も変わらず頭の切れる遊矢に肉体労働専門の雪子。
二人の関係は、一巻以上にパワーアップしてるし、今回はそれに加えて、セーレウスの登場。
セーレたん、最高!
この巻だけでいなくなってしまうキャラなのかどうかは分からないけど、できることなら、また出てきてほしかったり!

と、キャラだけで萌えちゃったりしているように思われるかもしれませんが、じつはストーリーとかにも、すっごい感銘を受けておりまして。

僕がこの物語を気に入った最大の理由は、遊矢が物語の途中に出てくる謎を、それこそシャーロック・ホームズ並の名推理で解き明かしていく爽快感にあります。
この方面については、僕が大好きな護くん〜シリーズよりも上なんじゃないかなぁ。
こんな物語を生み出せる上月司って人、本当、天才ですよ。

というわけで、まさに、ラブコメあり、ファンタジーあり、萌えあり、推理ありのごった煮小説ともいうべき、ごった煮型の小説。

返す返すも、3巻をゲットできなかったことが悔やまれてなりません。
明日、仕事に行く途中にでも、ぜったいゲットしてやるっす!
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★★[最高!], 05:10
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【小説】 カレとカノジョと召還魔法(1)
カレとカノジョと召喚魔法
カレとカノジョと召喚魔法
上月 司

遅ればせながら読み終わりました。カレとカノジョと召還魔法。

これ、上月司氏のデビュー作なんですよね?
それを確認した上で言わせてもらいます。

ウッソォォォン!

新人作家、しかも二十代前半の文章じゃないですよ。これ。
特に心理戦とアクションの描写が鳥肌もの!
それに加えて、カレこと水瀬遊矢が悪魔との取引で、緊張と恐怖の感情を失ってしまったという設定。
これに頭は悪いが運動能力抜群のカノジョこと白銀雪子のアクションがアクセントとなって、本当にバランスの良い作品となっています。
もちろん、僕の大好きなラブコメの要素も、少ないながらも、ところどころに散りばめられているので、もう一気に最後まで読んじゃいました。

イラストはあまり好みではなかったんですが、これだけ文章に魅せるものがあれば、脳内で補完するのも十分でしたし、ライトノベルとしては完璧ですね。

最初は試しということで1巻しか買わなかったんですが、こりゃ残り全部買うの決定。
続きが楽しみ〜。
author:馬数翔(まかず・しょう), category:評価…★★★★★[最高!], 04:34
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